国策として住宅の省エネ化を目論む施策として実施されている「住宅省エネ2024キャンペーン」ですが、予算消化も進んでおり、12月31日の完了申請で本年度分は終了する見込みです。予算消化100%となれば31日を待たずに終わりますが、2024年12月6日現在では以下の通りです。
使い勝手は「窓リノベ」がいいと個人的に思ってますが、意外と伸びがないのは、やっぱし、窓が2つになることを嫌ったり、窓の入れ替えをするという部分では工事費もかかりすぎて採用がないのかな?と思いますが、実際はどこに原因があるのかな?と正直不思議です。
さて、住宅の省エネ化を図るという意味合いでは、新築に対する施策も必要ですが、既築の住宅のほうが数が多いわけですから、省エネ効率を全体としてアップさせるのであれば、既存住宅に対する施策が伸びないと成果はあんまりあがらないのかな?と感じています。というわけで、2025年も住宅省エネ関連の補助事業が本年同様、再度実施されることが、閣議決定されたようです。
内容は本年とあまり変化はありません。少子化対策という部分でも補助があるのは今回同様で、「子育て世帯等」という表現が使われていますが、注釈として、
18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)
夫婦のいずれかが39歳以下の世帯(若者夫婦世帯)
という定義があるので、今回も39歳以下なら若者夫婦世帯として認識される見込みですw これを見たうちのお客様が「40以上は老人ということやなwww」と笑っておられましたw 若者世代の生活を支援するという側面でのこの補助ですが、せっかくなんで、若くして家を建てるんだ!ということであれば、最大限活用してほしいです。
発表された内容は以下の通りです。
ここで、ちょっと悩んでるのは、先日のブログテーマでもアップした「改築案件」なんです。見た目の印象では、新築よりもリフォームのほうが補助が手厚いというか分厚いので、改築=リフォームとして申請を考えたほうがいいのかな?と思ってます。特に、高断熱窓の設置という部分では、「内窓」だけではなく、高性能な断熱窓を設置することでも補助は出ますので、なんとなくそのほうがお得なんでわ?って感じがしてます。
ただ、この補助金の前提には、新規で窓を付けることではなく、既存の窓の入れ替えなので、入れ替え前と入れ替え後の写真が必要になりますので、そこら辺がどのなるのかな?ってところで問い合わせが必要かなと考えてます。