鉾島(ほこじま)園地

越前海岸には「柱状節理」を特徴としてもつ「東尋坊」があります。有名です。世界三大奇勝の一つとまで言われているところで、その規模は約1kmにわたり地形を歩くことができます。でも、この「柱状節理」は越前海岸のあちこちで見ることができるのですが、その中でも「鉾島園地」というところは隠れた名勝です。ちなみに越前海岸とはいえ、「福井市」にあります。

越前海岸をドライブコースにする際には、必ず、この鉾島園地の前を通ることになりますが、意外と華麗にスルーな方も多いのでは?と思います。この鉾島園地ですが、日本海の荒々しい波で浸食された岩石の島で、東尋坊と同じ「柱状節理」を形成しています。無料の駐車スペースもあり、険しい起伏のある道ですが、鉾島の高台まで行くことができるように整備されています。

駐車スペースに車を停め、南手をみると、鳥居が見え、そこをくぐって鉾島のほうに歩きます。鉾島の山頂には「鉾島神社」のお社があります。下から見ても見えませんw

鉾島には石橋がかかっており、その橋を渡ると鉾島の頂上に登っていく道に通じます。

橋を渡ったところからは、柱状節理の地形がよく見えますし、岩肌を直接見に行くこともできます。鉾島の山頂には、円を描くように柱状節理の崖に整備されたコンクリートで固められた小道を歩いていきます。

道中、手摺などありません。山頂付近の急なところにはあるのですが、だいたいは崖の上を歩いていく感じです。落ちたら大けがしますw

小道を登っていくとかなり高いところまで登る感じになって、そこから見える日本海は、東尋坊でみる崖からの海の風景とさほど変わりがありませんw 急傾斜の崖な分、迫力がある感じすらします。そして山頂につくとお社があります。

ちなみに山頂はこのお社のスペースくらいしかないので、非常に狭いですw 6畳間くらいしかありません。

鉾島の山頂からの景色は遠くまで見渡せるほどです。潮風がすごく気持ちいがいいです。

さて、これはお社に上がる直前の階段なのですが、小道も含めてコンクリートで階段や道が作られています。

ということは、ここまで型枠を建てにきたり、生コンをもってきた人がいるわけです!これは相当大変だったと思います。

実は、この画像を撮りに来たときに、外国人の観光客の方が多数おられました。なんで東尋坊じゃないんかなってマジで思いましたし、ぶっちゃけ「なんで鉾島知ってるんやろw」っても思いました。ちなみに、鉾島のお社まで登ったのはこの日が初めてでしたwww 福井にいるのに初めてなくらいなのに、外国から見に来るとか、鉾島ってかなりメジャーなんかなと思っちゃいましたw まぁ、ネットの時代ですので、検索すると東尋坊みたいな感じの名勝ってことで結果が出たのかなともw

まだまだ福井には行ったことのない場所で、このような名勝があるんだろうと思いますので、これからも探っていこうと思います♪

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