節分の豆

2月2日は節分でしたが、皆さん、豆まきとかしましたか?w 子供が小さいころは豆まきを家庭内イベントとすることも多いかもしれませんが、大きくなるにつれて「豆を食べるだけ」になってるかもしれませんw

豆まきの豆は、大豆を煎ったものを使います。これをポリポリ、年の数だけ食べるというのが習わしですが、食べ始めるととまんなくなっていつしか100くらい食べちゃったりしますw でも、小さい子がいる家庭では、この大豆を煎ったものを食べさせるとなると、「誤飲」などの事故にもつながるので与えたくないかもしれません。

ところが、私のところの小さい子はまだ保育園なのですが、保育園で豆まきの豆をもらったそうで、「保育園で豆まき大丈夫なの?」と思ったのですが、これがなんと「きな粉ボーロ」だったのです。

画像は、食べたあとの残骸でしたwww そこで、画像を元に検索しますと、宮城県の松島町学校給食センター様のHPに、2月2日のメニューとして同じパッケージの「きな粉ボーロ」が掲載されており、どうやら学校給食でも提供されたようなのです。

画像引用:松島町学校給食センター様HP
2022/02/02 令和4年2月2日(水)の給食より

なるほど、ボーロなので万が一誤飲があったとしても、溶けることで窒息などの大事故にはならないかもしれません。もちろん注意は必要でしょうけど、事故を恐れるあまりに豆を与えることをやめるのでは、節句のイベントとしての「豆まき」を小さい子供にも体感させることができません。本当に工夫されているというのが伝わります。

少々、私事にはなりますが、私の子供は2歳のころ「ボタン電池」を誤飲してしまい、電圧で食道に穴をあけ、もう少しで肺動脈まで焼けるかもしれないという事故にあいました。どのタイミングで飲んでしまったのか今でもわからないのです。ほんの少し目を離した瞬間だと思いますし、飲んで2週間ほど全く兆候もなくわからなかったのです。ある日、食事のときに急に呼吸を乱したので、食事をのどにつまらせたか!と思い、救急に駆け込んだのですが、その際、丸い金属がしっかりとレントゲンに映っており、その際、はじめてボタン電池を誤飲しているのがわかったのです。

電池は電圧があるうちはどんどん内臓を焼いていきますが、電池を手術で取り除いたとしてもしばらくは帯電していることもあるようで、焼き進んでいきます。食道でボタン電池が止まり続けますと、その裏に走る肺動脈などにも多大な影響がありますので、致死率が高いのです。それでも助かったのは、お医者様の迅速な対応や処置と本人の持って生まれた強運なのかもしれません。今ではその子供も18歳になりましたが、それ以来、「誤飲」には家族全員が結構なトラウマとなっています。この節分の豆をみて思い出した次第です。

皆様も小さいお子さんがおられるご家庭では、くれぐれも「誤飲」にお気をつけくださいませ。

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