若狭彦神社(若狭國一宮 上社)

前回のブログの続きです。下社の若狭姫神社に対して、上社となる「若狭彦神社」にも行ってきました。若狭姫神社が、安産・育児の神様として豊玉姫命(とよたまひめのみこと)がお祀りされているのに対し、この若狭彦神社は、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)がお祀りされており、この神様は「畳・敷物業の神」とされており、建築関係にも関係がある神様ということです。

この「若狭彦神社」は、鵜の瀬への街道沿いにはなく、一本入った山際にありまして、「上社」とはいえ感じとしては、若干、わかりにくい場所にあるイメージなのです。駐車場も、特段、場所として整備されているわけではなく、砂利敷きの部分に停める感じで、台数も3台、がんばれば4台、5台まではいけるかな?っていう感じです。

ですが、さすがに上社だけあって、本殿までは霊験あらたかな参道を通っていきます。

参道は両側に杉の巨木がつらなっており、その杉の木も、真っ直ぐ伸びているものばかりです。もうこの状況だけでも、背筋がピンと伸びます。

仰ぎ見るとこんな感じです。参道を行くと、中門がみえてきますが、ここになんと「夫婦杉」といわれる巨木があります。

二本の杉が根本で一緒になっていますが、その両方の杉の木が真っ直ぐに立っています。どちらかの杉の木が曲がっているというのはよく見る光景ですが、二本とも真っ直ぐに育っているのは、まさに「夫婦」として成り立っているというのを象徴しているように感じました。

本殿は改修工事中で入ることはできませんでしたので、本殿門前で礼拝させていただきました。

下社から上社にわたって、若狭彦神社を参拝しましたが、心が真っ直ぐになった気がしました。また、俗世間に帰って仕事をこなしたいと思いますw


◎若狭彦神社(若狭國一宮 上社)
〒917-0243 福井県小浜市竜前28−7



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