建設業と建築士法では、事業年度終了時から3か月以内に届出を出さなければなりません。弊社は8月末決算なんで、毎年この時期になると1日がかりで書類作成って感じになります。
ちなみに、施工業者としては「建設業法」、建築士事務所としては「建築士法」で定められているルールにのっとって届出を出します。
建設業法では、「建設業法第11条第2項」の規定により「事業年度経過後の変更届出書」を、建築士法では「建築士法第23条6項」の規定により「年次業務報告書(設計等の業務に関する報告書)」が義務付けられています。建設業法での届出は「変更届出書」っていう名称なんで、変更してないから出す必要がないというわけではありませんw

画像は、建設業法での「事業年度経過後の変更届出書」の鏡です。結構なボリュームになります。1年間でどれだけの完成工事になったのか?その現場名、場所などの一覧と金額を書く必要があり、さらに、直近3年分の推移も書けという書類を求められます。そして「財務諸表」の提出も求められます。以前は決算書をコピーして付けたんですが、所定の書式に沿って書けと言われるようになったので、決算書から財務内容を転記する形をとっています。また、「事業報告書」ということで任意形式なんですが、1年を振り返った経営的な報告書の提出を求められます。
で、全く仕事をしなかったとしてもこれらの書類は提出義務がありますwww
というわけで、今日は建設業法での届出を半日使って書きあげましたw 次は設計事務所としての年次報告書を書くことになります。この種の届出書などは、行政書士さんが代行してくれるってのがあるんですが、もちろん料金はかかりますし、決算書なんかのデータを渡す必要もありますし、なんだかんだでこれはどうなってんの?とか聞かれることもあるんで、メンドクサイのと、お金がもったいないのとで自分でやることにしてますw まぁ、頑張れば半日ですので天気の悪い日なんかにやるのがおすすめですwww