今年も「NEW環境展&地球温暖化防止展」の季節になってまいりましたw 弊社子会社の「FKTlab有限会社」では、今年も「地球温暖化防止展」の方に出展いたします。今年の展示会でもう9年目の出展になります。参加当初は、「温暖化」に対する対応という部分での関心はあまり高くなかったというのが本音ですが、ここ2,3年では凄まじい夏場の気温上昇が長期間続くこともあって、農業、水産等の1次産業の方々からの注目がものすごくたかまっている状況です。


FKTlab有限会社では、主力のSDN-SHEET🄬を使った遮熱理論による暑熱対策の提案のほか、井水利用の水冷空調システムの汎用化に成功した「GROUNDWATER COOLING SYSTEM(GCS)」の販売を開始しております。


FKTlab有限会社での省エネ、遮熱の考え方の根底には「圧倒的な高コストパフォーマンス」と「省施工」というものがあり、安く、楽に、暑熱対策を行うことを可能にするということを開発目標の第一としております。
また暑さ対策とは、単に、エネルギー消費量の問題としての省エネ性能を確保することだけではなく、工場内などの「労働環境の改善」に対しても求められている対策で、全国の工場運用されている法人様より多くのお問い合わせをいただいている状況です。
もちろん、弊社での建築設計施工では、暑熱対策としての「SDN-SHEET🄬」は標準的な建築装備として設計に盛り込まれています。外界からの熱エネルギーの侵入を99%阻止することにより、壁、天井などからの輻射熱が一切なくなることで、空調機器が室内空気温度に対する作用だけになり、空調機器のエネルギー効率は驚異的にアップいたします。
断熱材施工による省エネは、あくまでも「熱伝搬の遅延」でしかありません。外界から降り注ぐ太陽からの熱エネルギーは、断熱材性能である熱容量以上の熱エネルギーに達すれば断熱材から逃げて周辺部材に移動がはじまります。従って、昨今の「酷暑の長期化」により建物の高断熱性能が熱の蓄熱性能に変化し、いつまでも熱を保持したままの躯体環境になります。室内を空調で冷やしたとしても、どんどん熱供給される状態が続き、結果として空調を止めることができない室内環境になってしまいます。そうなれば空調に関するランニングコストは増大することになります。遮熱は熱エネルギーの伝搬を止めることができます。室内空気環境に余計な熱を与えることはなくなるわけで、結果として空調効率があがり、消費されるエネルギーが減るということになります。
是非、展示会をご覧いただき、「温暖化」という側面への対応技術や、暑熱対策という新たな環境課題に挑戦する技術をご覧いただければ幸いです。

※ご来場に事前の登録が必要です。