日経クロステックさんがこんな記事を流されてました。
一級建築士の学科試験を実施方法を「デジタル化する」ということで、その「試行」を本試験とは別にやってみようというものです。公式の発表は以下の通りで、
「一級建築士試験「学科の試験」のデジタル化に向けた試行試験の実施における参加者募集について」
というタイトルで、公益財団法人 建築技術教育普及センターさんのホームページに掲載があります。
実施要領も公開されてましたが、「試行」なんで参加してくれる人には謝礼がでるそうですwww

謝礼はともかく、学科試験のデジタル化ってことでその「やり方」を注目したいのですが、正直、個人的には「それデジタル化って言うんかな?」って疑問が残りますw 試行試験の方法なんですが、

試験会場に事前に試験アプリをインストールした自前のPCを持ち込んで、オフラインでアプリを操作し、解答データをアップロードするというものなんですが、ぶっちゃけ、マークシートの解答をそのままPCで書いただけ的な感じですwww これってデジタル化っていうんでしょうか?w
そして、注目したいのは、解答のアップロードは「自宅や会社等でのインターネット接続が必要となる」ということなのですwww 専用の試験アプリをインストールし実行し、アップロードは自宅か会社でするということは、一時的でも解答データファイルがPC内に保存されるわけです。そのデータファイルを「改変できないような仕組み」がなければ、持って帰ってから正解のデータを作ることは簡単にできてしまいますw まぁ、おそらくしっかりと暗号化されてるとは思いますが、暗号化が100%割れないとは言えません。
もちろん、問題内容がわからないと不正はできないと思うのですが、その試験アプリなるものが起動されると問題が表示されるわけでしょうし、オフラインで起動できるわけですが、起動回数で制御したとしても、カウントした情報をどこかに隠し持つしかありませんw その情報がわかれば、その部分を改変することは容易いことですw
PCゲームをチートすることの経験があれば、タイムスタンプの変更があったものや、インストール時のファイル内容をそのまま別にコピーして内容を比較してデータを改変するようなことは、バイナリーエディタさえあれば簡単にできますw 「提督の決断」なんかで無敵の日本を作って歴史をひっくり返すとか、「三国志」や「信長の野望」で弱小君主で統一なんてのをチートでやったことのある人は結構いるんじゃないんでしょうか?www
学科試験の不正行為は、別に事前に試験内容がわからなくても、解答提出までに正解がわかればいいだけですので、試験時間外で解答提出させるということになれば不正ができないわけではないのですが、そこら辺の体制がどんだけ盤石なものなのか?というところに非常に興味がありますw
さらにマジかwwwって思うのはまだありますw 携行できるものというのが記載されてるんですが、携行できないもののリストになんと「法令集」がありますwww 筆記用具もダメですwww

法令集については「電子法令集」を提供とされてますが、学科試験の法規での「肝」は法令集へのアンダーラインとちょっとした書き込み(飛ぶページ数とか)、そして「インデックス」なわけですw これを封じられるということは、参考にする条文根拠については「目次」から条文に飛ぶことになりますので、法文を法令集の位置的、開きページなどの「感覚的な参照」を封じられますw 言い換えれば問題文からどの法令だったか?を思い出しても、条文番号まで覚えてないと電子法令集の目次を常に繰ってく状態になりますwww 別表第一なんて一番使うところはインデックスがなければパッと開けないですよね?w もはや法規は目隠しされて試験を受ける感じになりますwww
また、自前のノートPCを持ってくるにしても結構な規制がありますw

で、ここでビックリするのは試験会場には電源が用意されていないので、バッテリーを用意しろ!ということですwww

今日のPCは省電力を売りにしているものが多いですが、日常的に使っていればバッテリーの劣化は甚だしく、ACアダプターなしでの長時間運用はできませんwww しかも試験当日に省エネ設定を「強制」させられるようですので、輝度も落とすとなれば小さな画面での文字の判読が年寄りには厳しいかもしれませんwww
また、モバイルバッテリーを持ってこいとのことですが、最近PCではPD電源が一般的になってますので、PD出力のあるバッテリーでPD対応のケーブル(TYPE-C)でいけますけど、そうでないPCであればやっぱしACアダプターなわけですw ってことはAC電源が供給できるようなバッテリーを「持参」ってことになるわけですwww
一応、以下、ご紹介しときますw
でも、ここまでしなければ可能にならない「デジタル化」ってメリットがあるんでしょうか?w デジタル化することを検討することは様々な分野で必要だとは思いますが、資格試験の「実施」までデジタル化に踏み込むことが受験する側のメリットになればいいですが、正直、要領見る分には負担でしかないんでわ?としか思えません。まぁ、だからのこその「謝礼」なんだと思いますがw
来年、実際にやった人の感想を聞いてみたいですwww




