耐震改修

耐力壁ブレース「コボット」

耐震改修を合理的、効率的に行うためには、「省施工」で壁耐力を増加させることを考えるのが重要になります。以前のブログでもテーマにしましたが、「低コスト工法」というものが耐震改修の計画で用いられることが多いのですが、繰り返しますが「低コスト工法...
耐震改修

耐震改修で出くわすアルアル#18

アルアルシリーズですw 古い大きなお屋敷の耐震改修の計画では意外と「縁側の改修」が効果的だったりしますw 縁側からは庭が見渡せるという「風情」を楽しむ場所でもあり、また、居室と外界との間に空間をつくることで「風除室」の役割や、夏冬の暑さ、寒...
福井の家づくり

雪とたわみ#4

#3に続きます♪雪国での建物設計において、屋根に積もった雪を検討することは必須です。はっきり言いますが、いつ来るか予測ができない地震に対応することよりも、毎年、確実に降り積もる雪の対策をしないという選択肢はありえません。でも、屋根の雪が構造...
福井の家づくり

雪とたわみ#3

#2に続きます♪たわみという変形に対する法的な規制の部分をここまでご紹介してきました。ちょっとまとめますと、「建設省告示第1459号」には、たわみなどの変形に対する規定が期待されていますが、この規定を前提としているのは床や屋根を支える「梁」...
福井の家づくり

雪とたわみ#2

#1に続きます♪前回のブログで雪による部材の「たわみ」を検討しないということで、冬の北陸での「雪が降ると襖が開かない」の原因になってるという説明をしました。雪が降ると襖が開かないことが「当たり前」という発想がお客様にも、そして専門家たる建築...
福井の家づくり

雪とたわみ#1

北陸で建築する場合には、冬場の「雪」は十分に留意する必要があります。いわゆる「積雪荷重」というものです。しかし、2025年4月からの改正基準法における「壁量計算」では、省エネ性能のアップに伴う荷重増加は加味されていても、積雪荷重に関する考慮...
設計施工

防火区画の貫通処理

最近の非住宅の木造流行りなんですが、意外と盲点なのが「防火区画の貫通処理」だったりします。この点、日経クロステックさんなどでも記事で取り上げています。非住宅を木造で建築する場合のメリットとしては、住宅で培ったノウハウをそのまま流用できるとい...
その他

ダンロップ シンクロウェザー

今年もいよいよ雪シーズンがやってまいりましたw 天気図は低気圧の軍団がしっかり西高東低で配置されてます。等圧線感覚も狭いので暴風が予測されます。R07.12.03 tenki,jp 天気図より昨日までの天気はかなり暖かい感じで、これからすさ...
耐震改修

耐震改修工事と増改築等工事証明書

12月に入って「増改築等工事証明書」の発行時期になってまいりましたw 年内に完了した工事に対して3月の確定申告に使う書類なわけですが、耐震改修工事ではこの「増改築等工事証明書」はかなり重要な資料になってきます。新築住宅に関する税制優遇は広く...
設計施工

悪魔の「福井県建築基準条例」再びw

以前のブログテーマでも取り上げました「福井県建築基準条例」の件です。なぜ悪魔なんやねんwっていうのは以下のエントリーをご参照くださいwちょっと繰り返しになりますが、県条例で悪魔だというのは「車庫」についての規定です。車庫についての取り扱いで...