大どろぼうの家

福井県立美術館では、2025年11月22日から2026年1月12日まで、「大どろぼうの家」という「没入型エンターテイメント展覧会」が行われています。

休日の来場者数はすごく多く、美術館の開館時間午前9時にはもう駐車場がいっぱいになるくらいの人気ぶりです。没入型エンターテイメントということで、展示物に実際に触れたり、中身を見たり、またアスレチック的な要素もあって、子供連れで賑わっています。今日は、天気も悪く、雨と風なんでもしかすると出足が鈍いんじゃ?wと思って行ってきましたw 9時過ぎでもまだ駐車場は半分くらいでしたwww

撮影は展示物も原則OKなんですが、作品の一部は撮影禁止になっています。エントランスでは記念撮影もできるモニュメントもあるんですが、それよりも会場入り口の「鍵穴」を見ますと、もはやワクワク感しかありませんw

さて、ちょっとネタバレになるんですが、「大どろぼうの家」っていうことですので、展示物は「盗ってきたもの」なわけですw

例えば、これはメガネのコレクションなんですが、これは鯖江の福井県眼鏡協会さんから「盗ってきた」ものなわけですwww 最初に見たとき「とってきた」の意味がわかんなかったですwww

大どろぼうのコレクションは様々なカテゴリーがあるんですが、それらが部屋ごとに分けられています。

「大どろぼうの家」は代々どろぼうの家ですので、どろぼうしてきた昔のものもありますw

ちょっとしたアスレチックの展示もあります。

スパイ映画なんかで出てくるワンシーンですw レーザーに触れると「ビー!」てなったり、撃たれたりするまさにあれですw でも、触れても音はしませんでしたwww 通り抜けたところに「ピンク電話」がありますw 受話器をあげると・・・・w 会場でお試しくださいwww

一風変わった展示もあります。なんと、県立歴史博物館の「昭和のくらし」のところに居たはずの「犬」がここにいたようですw その他、県内の企業マスコットを含めたキャラクターも盗ってこられてますw

さらに、もう、マチウチのお店にあったものまで盗ってこられてますw

これ、「蛸八」さんのところにあった、チラムネ(千歳くんはラムネ瓶のなか)の作者さん、絵師さんのサイン入りポスターです。盗られてましたwww 大どろぼうの家の展示が、地元のちょっとしたモノを対象としてるってのが企画として素晴らしいなと思いました。

あと、気になったのが絵本なんですが、「まだ大どろぼうになっていないあなたへ」という本です。

正直、心に刺さりました。大人は、子供の成長でいろんなことを躾します。成長に悪影響だと思われるものは「取り上げる」ことをします。気に入っていたおもちゃやぬいぐるみがあれば、それを取り上げ、勉強させるように仕向けます。それも目の前でとりあげるのであればまだしも、子供が気が付かないところで隠し取り上げます。でも決して悪意をもってのことではないんです。でも、そういう子供のころに盗られたものを大人から盗り返すこと、それが「大どろぼう」に課せられた使命だと言っています。大人になることは「大どろぼう」になることらしいですw

一冊欲しくなりました。

スタンプラリーもしています。ゴールすると「大どろぼうの名刺」がもらえますw

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