設計施工

福井の家づくり

なぜ令46条第2項にこだわるのか? #4(終)

前回に続きます。さて、2025年4月から施行されている改正基準法では、告示などの改正も行われています。その中でも木造に関する極めて重要な改正が、「告示1100号 木造の建築物の軸組の構造方法及び設置の基準を定める件」の改正です。その中でも「...
福井の家づくり

なぜ令46条第2項にこだわるのか? #3

前回に続きます。前回は令46条2項ルートをとる技術的な理由を説明しました。告示1100号別表に記載されない耐力壁の仕様を使う場合は、それ自体の性能が第三者機関での試験結果を元に、大臣認定を取得できれば使えるわけで、その際の使用条件として、令...
福井の家づくり

なぜ令46条第2項にこだわるのか? #2

前回に続きます。46条を再度記載しておきます。第46条 構造耐力上主要な部分である壁,柱及び横架材を木造とした建築物にあつては,全ての方向の水平力に対して安全であるように,各階の張り間方向及び桁行方向に,それぞれ壁を設け又は筋かいを入れた軸...
福井の家づくり

なぜ令46条第2項にこだわるのか? #1

実は本年度も県産材木材利用に関するセミナー講師の依頼を受けており、そのまとめというか準備という部分でブログを書いてみようと思いましたw(ようするに、レジュメを先にブログでまとめてみようってことなわけですw) おそらく長編シリーズになるかもで...
勉強会

土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル・計算事例追補 WEB講習

「ハザードマップ」という言葉が世の中に定着し始めてきています。ハザードマップとは様々な自然災害を想定した場合、その被害域などの予測をまとめたもので、現在、自分がいるところにどのような自然災害上のリスクが存在しているか?を公的に示したものです...
設計施工

すべり台の作り方♪

現在、児童福祉施設の設計を行っていますが、実は3事業所目の設計施工となる予定です。この事業所さんでは、利用者さんに新築の施設それぞれに「目玉」を作って楽しんでもらおうというお考えで開設されています。これまでの2つの事業では、最初は、梁にブラ...
設計施工

構造用集成材のラミナ構成

以前のブログでは「構造用集成材を使う場所が問われる」をテーマにしました。このテーマでは、構造用集成材は強度も強く、大きな力が作用する梁や柱に使われますが、単に強度部分だけを見ていてもダメで、その集成材が想定している「使用環境」があって、外部...
設計施工

窓の無いトイレ

ホテルやオフィス、施設などでは、トイレに窓がないことは当たり前ですよね?w 結局、人の動きを考えた場合にトイレに窓を付けるとなれば、位置的には外壁に面している位置に配置するしかありませんから、間取りを考える上で結構、限定されるような位置にト...
設計施工

作る前に作るための3Dモデル

新築でもリフォームでも、意匠性を高めた建築を行う場合には「実際に作れるのか?」という部分と、「どうやって作るのか?」という部分が大変重要になります。デザイン性が高くなればなるほど重要さは高まります。弊社では新築でもリフォームでも3DCADを...
設計施工

墨出し一人でできるもんw

施工現場ではとかく「墨出し」という作業が重要になります。個人的に思うのは墨出しさえできれば、作業の6割は終わったも同然なくらいだとも思いますw いずれにせよ、この墨出し作業が建物の施工精度の「肝」にもなることは間違いありません。墨出しの作業...
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