ちょっと先日来、ネット上で「WINDOWS11のSSD超高速化」っていうのが話題になってます。
2025年10月にリリースされた WINDOWS SERVER 2025 で提供されているSSD用のドライバがかなり改良されており、そのドライバが、なんと、WINDOWS11(正確には、24H2と25H2)にもコンポーネントとして「実装」されているということのようです。
SSDデバイスへのアクセスはWINDOWS11においては「SCSI(Small Computer System Interface)」でおこなっています。これは、主としてHDDへのアクセスとして使われるインターフェイスで数十年前からあるおなじみのインターフェイスです。HDDやCD-ROM、DVDといったSSDと比較してかなり低速なデバイスとの接続ではいいのですが、ここにSSDを挿すということになりますと、WINDOWS11では、SSDのドライバもSCSIで接続されるデバイスと同等に扱うために、一旦、データの転送時にSSDから読み取ったデータをSCSIで動かすために「翻訳」しているらしいのです。
ところが、WINDOWS SERVER 2025で提供されるSSDのドライバはSCSIドライブとしてではなく、SSDそのままのドライブで動作させるために、翻訳(変換)の過程がなくSSD本来の速度でそのまま動作するというわけらしいです。
で、このドライバですが、
WINDOWS11 「disk.sys」
WINDOWS SERVER 2025 「nvmedisk.sys」
としてドライバが存在しているらしいのです。というわけで、会社の24H2や25H2のマシンで探してみたところ・・・

ありました!
このドライバを使うためには、レジストリをいじることで実現しますが、非常にリスクが高い作業となりますw 一応、紹介サイトのリンクをのせときますが、自分で責任を持てる人だけがチャレンジを許される領域ですw
また、不具合も予想されており、最悪データ損失の可能性まであるようですし、メーカー製のツールなども使えないという状況になる可能性もあるようです。ですが、高速化の効果は結構なレベルで、ゲーマーな人たちにはかなりの恩恵があるとも言われています。読み込みで効果大ということですので、細かいデータファイルをたくさん読み込む場合や、バックアップなどでファイルを読む場合の処理が早くなることが予測されます。
お正月休みに一度やってみようと思いますwww



