というわけで、3日間セミナーの2日目終わりましたw
今日は、「木造軸組工法 中大規模建築物の構造設計演習」です。演習なわけですので、昨日のような「お経さん」をただ聞いているだけのセミナーではありませんw 今回のセミナーには実際の構造計算の一部の過程を、電卓片手に計算するという作業がありますw

今回のこのセミナーは、木造の構造計算、それも、住宅のような小規模な建築物ではなく、工場、倉庫などの大きな建物にも適用できる計算とその考え方を、実際に電卓で計算して内容を再確認するというものです。

実は、建物が大きくなれば、さほど問題にならなかった一部の「力」や「荷重」が影響を出し始めるわけで、住宅版の構造計算では無視できた影響を考慮した計算をしなければなりません。普段から構造計算をしていても、実際にどの部分がどのくらい影響するのか?ということについては、正直、意識できていないところもあるので、振り返りのためにも今回のセミナーは自分にとっては重要な位置づけだったわけです。
午前中は、導入編ということで、住宅での構造計算と扱いが変わっている部分の項目を抜粋して説明されました。そこで正直、「聞いといてよかった!」ということがありました。

これはテキスト15ページに記載がある「耐力壁の考え方」の部分なのですが、建築基準法で規定されている「筋交い等の壁量」に関する内容の解説なのですが、どのような考え方が含まれているか?という「原点」の説明記載がありました。やっぱり、この手のテキストはしっかりと読み込むことで新たな気づきがあるわけで、この手のセミナーに参加することで、普段見逃している部分をしっかりつかむことができるのはたいへんありがたい話しです。しかも、受講費は、演習資料代の\1,340だけですw さらに駐車場代もサービス券発行で無料ですw
電卓片手の計算演習は、こんな感じで穴埋めですw

これ、最初の1ページ目なんですが、いきなり間違ってましたwww 電卓たたいて計算するなんてことは、PCで計算ソフトを運用しているのが日常ですとありえないことなんで、正直、「電卓どうやってつかうんやったっけ?w」な感じで、電卓で計算間違いするというとんでもない話しになりましたw
今日の演習は、トラスの計算だったのですが、計算がメインというより、なぜその計算を行うのか?という部分の説明が多く、理論がしっかりと学べました。
明日で最終ですが、がんばります!


