前回の#15に続きます。
内部の工事をずいぶんとすすんできました。



半分壊して残る部分の改修箇所は、内側から遮熱をすることでエネルギーの移動を抑制するようにしています。

実は、このやり方は、一般的な内装改修で個室をできるだけ暖かく、できるだけ涼しくする手法としてはかなり有効です。アルミシートですので気密性も上がりますし、アルミシートは両面仕様ですでの、外界からの赤外線も、室内からの赤外線も反射します。したがって、室温は望んだ温度で一定にすることができます。断熱材はもちろん入れますが、この断熱材は冬場の「保熱」で使うだけになりますw
さて、今回の改修計画では、半分残る部分と、新しく建てる部分の中央に「階段」が存在します。2階部分も階段ホールが外壁面に面しているわけではないので、階段部分及び1階の階段廻りは完全に閉鎖された空間となります。


実は、この階段配置だとちょっと問題があるのです。それは「明るさ」です。建物の内側に、しかも中央に階段が配置されているわけですので、日中の自然光は入りません。ということは必然的に「暗い」というわけです。まぁ、日中、人がうろつくようなところではありませんが、照明を点けないとかなり暗い状態になります。
そこで、この階段直上に「天窓」設置したというわけです。

まぁ、福井の冬の雪では天窓は雪に埋まるわけですが、経験上、天窓の上の雪は積雪30cm程度であれば雪は「光が透ける」のです。なので、雪が積もってしまっても全く意味がないとまでは言えないって感じです。工事がだいぶ進んできて、天窓廻りの室内側の下地もできてきました。


こんな感じですw で、なにか気が付きませんでしょうか?w これ2階から見上げても天窓は見えないんですw 天窓を「見せない」というか「見えにくく」してるといったほうがいいかもです。やり方は簡単で、天窓の側面の壁を天窓開口部とほぼ同じだけの空間にして、そのまま垂直に下すだけです。よくあるのは、側面の壁を「ハの字」に広げたりするのですが、あえてそうしないことで文字通り「光の筒」、「ライトウェル(光井戸)」にしたというわけです。1階部分の階段から見るとさすがに天窓が見えるかなと思ったのですが、意外と見えませんでしたw
この存在で、1,2階の階段とその周囲は「ほわぁ~」と明るい感じです。
北陸のような雪深いところで天窓は致命的になるということをおっしゃる方もいますが、ちゃんと対策を施せば問題はありません。むしろ、暗さを我慢して、制約された間取りの構成をすることのほうが「致命的」だと考えます。とまぁ、なんでもかんでも天窓ってわけにはいかないのですがwww