滋賀県立琵琶湖博物館

前回のブログでご紹介した「LAGO 大津」の帰り道に「滋賀県立琵琶湖博物館」に立ち寄りました。

琵琶湖周辺の自然や文化などを集めた博物館なんですが、今から10年くらいまえに一度行ったっきりで久しぶりに立ち寄ったって感じです。駐車場も広く、人気の観光スポットなわけですが、10年前のときより展示がバージョンアップしててびっくりしましたw

琵琶湖ですが、「古代湖」として100万年以上の歴史をもっている湖なんですが、日本には三大古代湖として「琵琶湖・霞ヶ浦・サロマ湖」があります。古代ですので、湖底の状況なども含め100万年の「生物」の歴史も含まれていて、その展示があるという博物館なわけです。

展示は、淡水の水族展示と、琵琶湖周辺での文化の展示、また発見された化石などの展示もあるんですが、淡水の生物という部分で「ミクロ」な生物というところに視点をあてた展示が面白かったです。

「MicroBar」として展示されているのですが、プランクトンや微生物などの顕微鏡でしか見れない生物の展示で、実際に顕微鏡で映して展示していたりします。まぁ、それを単に水槽を展示するという形式じゃなく「Bar」スタイルでの展示で、カウンター越しに説明員の方がおられ説明するという感じです。面白い展示スタイルです。

微生物を巨大化させた模型も圧巻でしたw さすが博報堂ミュージアムがある滋賀県って感じですw

この博物館ですが、「びわ博サポーター」という有志の支援を募って運営しています。

クラウドファンディングで、水槽修繕などの費用を募ったり、水槽サポーターとしてスポンサーを募ったりしてます。

地元の企業さんが中心となっているようですが、博物館を盛り上げようとする取り組みとしてはすごくいいなぁと関心しました。特に、ちゃんと表示してるってところがすごいと思いました。福井の水族館なんかも採用したらいいのにはとも思いました。

実は、この博物館、終了時間が午後5時で、到着したのが4時くらいでした。1時間程度で周るとするとちょっと急ぎになります。規模としては半日はじっくり見て回れる規模ですし、周辺施設も含めると1日でもいれそうなところです。駐車場料金は550円となっていますが、博物館利用の方は無料になります。

展示内容がバージョンアップされてたので、またじっくりと見に行きたいと思います。

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