設計施工

耐震改修

積雪を考慮しない建物の危険性

この度、「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。建物倒壊が至る所で発生した様子がマスコミ報道により映像として見せられています。...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その4(終)

その3のおさらいその3に続きますその3では、仕様規定に準拠して設計されているのか?という実態についてお話しました。仕様規定でもちゃんと設計を行っていることが確実であれば、少なくとも建築基準法が想定しているレベルの耐震性(震度5強で無損傷、そ...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その3

その2に続きます。その2でご説明したとおり、「木造2階建て住宅」では、建築基準法に定めらた「仕様規定」に基づく設計がなされていることがわかれば、それで法適合しているということになります。そして、その「仕様規定」に基づく設計が目標としているの...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その2

その1に続きます。その1では、震災被害を経験し、建築基準法が都度改正されてきた経緯、最終的に抜本的な改正は、今から24年前、2000年の基準であることや、その後の東北、熊本の震災では抜本的改正されていないこととをお話ししました。少し焦点を絞...
設計施工

イマドキの新築住宅は安全なのか?その1

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、そして今回の能登半島地震と大規模な地震が発生し、震災として生活を破壊されていく度に話題にされるのが、「建物の地震に対する安全性」です。特に、住宅の場合、日常生活を営む場所であることから、その影響はたい...
福井の家づくり

想定している地震力は地域によって違う現実

耐震性能の基準は地域によって違う耐震性能に関する考え方は、以下のブログテーマでご説明させていただきました。地震時に想定する荷重そもそも耐震性能なに?地震時に想定する荷重というのは、地震力というものですが、いろんな式を組み合わせて評価されるこ...
福井の家づくり

令和5年度 ふくい県産材利用促進功労者知事表彰

弊社は、令和5年11月18日に「令和5年度 ふくい県産材利用促進功労者知事表彰」を受けました。非住宅における木造建築の推進を進めておりますが、今回、県産材である「杉材」を構造材として積極的に活用したということを評価していただきました。弊社は...
福井の家づくり

木造建築によるカーボンニュートラルへの寄与

2020年10月、政府は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。「排出を全体としてゼロ」という意味は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの人為的な「排出量」から、植林...
新築

意匠と構造

間取りの工夫や、内装や外観を際立たせたりするデザイン的な思考は、建物づくりにおいてすごく楽しみなことです。また便利な設備機器を導入したり、それらがオシャレに取り付けられていたりすることも工夫の一つですし、打合せなどでお客さんとの話しの中で、...
設計施工

吹抜けにアスレチック

先般、設計施工にて新築させていただきました「児童福祉施設」で、吹抜け部分に「アスレチック」のためのネットを取付ました。今回の児童福祉施設は平屋建てですが、設計当初から子供たちがワクワクする空間を作りたいというご要望がございましたので、一部の...